ホームページ作り方教室 〜必要最小限の学習で、法則化論文形式のページをTOSSランドに登録しよう〜
TOSSオホーツク・
山田正和
作成日:2002年9月24日(火)
更新日:2002年12月26日(木)
課題10:作者名をくくりなさい
●ステップ1:1週間ぶりに変換しなさい
- 1:"Oedit"を起動しなさい。
- 2:"Oedit"の左上、"txt"のボタンをクリック。"txt"は記号なし文章、"htm"が記号あり文章の意味です。
- 3:"Oedit"の1行目に、次の文章をコピー&ペーストしなさい。
どんな子だって勉強できる子になれる!
向山洋一
第1章 「勉強できる子」の共通点
1.「勉強できる子」は、一目でわかる
一口に「勉強できる子」といっても、さまざまな子がいます。
元気がいい子もいれば、おとなしい子もいます。自己主張がはっ
きりした子もいれば、気持ちのやさしい子もいます。
2.テレビやテレビゲームの時間が少ない子ども
テレビを見る時間やテレビゲームをする時間と、子どもの知的
好奇心、学習意欲には大きな関係があるように思えます。
- 4:"Oedit"の左上、「ファイル」→「名前を付けて保存」。
- 5:「保存する場所」は「HP講座」のフォルダ。
- 6:「ファイル名」は、"subject10.txt"。末尾に注意。".html"がではなく".txt"です。
- 7:「保存」
- 8:"EBTag"を起動しなさい。
- 9:"EBTag"の左上に「入力ファイル」という細長い窓があります。
- 10:その窓の横の「...」をクリック。
- 11:「マイドキュメント」→「HP講座」→"subject10.txt"
- 12:「開く」
- 13:"EBTag"の右下、<p> が書いてあるアイコン(絵文字)をクリック。
- 14:変換が上手くいったか確認します。(趣意説明)
- 15:「HP講座」のフォルダを開きなさい
- 16:"subject10.html"(青いeが付いた白いアイコン)が出来ているはずです。ダブルクリックしなさい。
- 17:"Internet Explorer"が起動してホームページが表示されます。
●ステップ2:作者名を<address>〜</address>でくくりなさい
- 1:ステップ1で変換したページ("subject10.html")のソースを開きなさい。(「表示」→「ソース」)
- 2:<p>〜</p>・<h1>〜</h1>・<h2>〜</h2>などの今週学習したタグが並んでいます。まだ学習していないタグが幾つかありますが、今は気にしないでください。
- 3:16行目を以下のように書き直しなさい。もちろんコピー&ペーストして構いません。
<p>向山洋一</p>
↓
<address>向山洋一</address>
- 4:"Oedit"の左上、「ファイル」→「上書き保存」。
- 5:"Oedit"の上の方、青い「e」をクリック。
- 6:これで"Internet Explorer"の表示の「向山洋一」のところが変化します。「向山洋一」が右寄せになったら成功です。
●ステップ3:声に出して読みなさい
<address>〜</address>は、そのホームページの「作者情報」をくくる「タグ」です。本で言えば「奥付」にあたります。
具体的には以下のような情報を、1組の<address>〜</address>の中にくくっておきます。
- 1:作者名
- 2:メールアドレス
- 3:所属
- 4:肩書き
- 5:ページの作成日
- 6:ページの最終更新日
- 7:個人サイトのホームページアドレス
これはちょうど、メールの「署名」と同じものだと考えてください。
作者名やメールアドレス(連絡先)等を明記することで、ホームページに書いた内容に責任を持つことが、社会人としてのマナーなのです。
ホームページはどこからリンクされるか分かりませんから、全てのページに書いておく必要があります。
文章のどこに何回書いても構いませんが、題名(<h1>〜</h1>)のすぐ下か、文章の末尾のどちらかに、1回だけ置くのが一般的です。
なおページの作成日や更新日(修正日)を書くいておくのも大事です。
そのページの情報が古いのか、新しいのかは、読み手にとって大事な判断基準となるからです。
●ステップ4:作者情報の中を強制改行しなさい
- 1:ステップ2で書き直したソースを、更に書き直します。(趣意)
- 2:16行目を、以下のように書き直しなさい。もちろんコピー&ペーストして構いません。
<address>向山洋一</address>
↓
<address>
TOSS代表・向山洋一
http://www.tos-land.net/
作成日:2002年7月5日(金)
</address>
- 3:"Oedit"を「上書き保存」。
- 4:"Oedit"の青い「e」をクリック。
- 5:"Internet Explorer"の表示が「TOSS代表・向山洋一http://www.tos-land.net/作成日:2002年7月5日」と一列になってしまい、読みづらいです。
- 6:みたび、ソースを書き直します。
- 7:ステップ4の2で書き直したところを、以下のようにしなさい。
<address>
TOSS代表・向山洋一<br>
http://www.tos-land.net/<br>
作成日:2002年7月5日(金)
</address>
- 8:"Oedit"を「上書き保存」。
- 9:"Oedit"の青い「e」をクリック。
- 10:"Internet Explorer"の表示が、次のように3行で表示されていれば成功です。
TOSS代表・向山洋一
http://www.tos-land.net/
作成日:2002年7月5日(金)
●ステップ5:声に出して読みなさい
<br>は「強制改行」のタグです。
2個1組で何かをくくらずに、1個単独で使用する特殊なタグです。
br は「(乗り物の)ブレーキ」「歯止め」を意味する Brake の頭文字です。より正確には Line Brake の省略形にあたります。
<br>は、その気になれば<p>〜</p>や<h1>〜</h1>などの中でも使うことができます。
ですが <br> には「無理矢理改行する」とか「強引に行を折り曲げる」といったニュアンスがあります。
ワープロ等の普通の「改行」とは違うのです。
ですから、段落や見出しの中に使うのは、あまり好ましくありません。
主に<address>〜</address>の中を読みやすくするために使ってください。
●ステップ6:提出課題
- 1:次の作者情報は、"Internet Explorer"での表示が1行になってしまいます。大変読みづらいです。
<address>
長崎市立小江原小学校
伴 一孝
作成日:2002年7月5日(金)
</address>
- 2:この作者情報を書き直して、"Internet Explorer"での表示が3行になるようにしなさい。
- 3:1の作者情報を"Oedit"にコピー&ペーストし、<br>を2個書き足すのです。