<p>と</p>は、段落(*2)をくくる記号です。
<p>が段落の始りを示し、</p>が段落の終りを示します。
p は、英語の Paragraph (段落)の頭文字です。
この記号の知識があれば、誰もが段落を見分けることができます。
日本語の読めない外国人はもちろん、本質的には人間の言葉を理解できないコンピュータにも、段落を見分けることができるのです。
"Internet Explorer"がこの記号に出会うと、ソースの文章を改行して表示します。
段落が改行されていた方が、人間が文章を読みやすいからです。
"Internet Explorer"は、そのようにプログラムされているのです。
*1:今回は、<p>と</p>の読み方を次のようにしておきます。
<p>が「ぴー」、</p>が「すらっしゅ・ぴー」です。
*2:段落には、形式段落(小段落)と意味段落(大段落)があります。
ですが、単に「段落」と言った場合、前者を指す事が多いです。
以下、本講座で何も断り書きがないまま「段落」と書いた場合、形式段落を意味します。
学級経営案を書く前提は何か? それは、教室における教育には個別的側面があるからである。 私は六年生を担任しており、六年生は三学級ある。この三学級が 同一の教育をしているのであれば、学級経営案は必要ない。三学級 に共通するものを一つだけ作れば良い。 しかし、そんなことができるはずがない(やっている所があるら しいが、私の理解の外である)。なぜできないのか。それは、それ ぞれの学級で教育を成立させている条件の中に、ちがうものがある からである。 「学校教育の目標」のちがいではない。これは全国共通のはずであ る。「学校の教育目標」のちがいでもない。「学校の教育目標」は、 「学校教育の目標」の強調点である。そんなに大きなちがいはない。 教育を成立させている条件の中で、大きくちがうのは何か? それは、「一人ひとりの子どもの実態」と「教師の願いと技量」 である。これがちがうから、各教室での教育の姿は、多様な相を見 せることになる。同じ教師が、ちがう子どもを受けもてばやっぱり ちがってくるのである。 出発点が異なるのであるから、たとえ目標は同じでも、方略は当 然異なってくる。学級経営案を必要とする所以である。「各教室で の教育目標は異なる相をもつ。それは異なる条件があるからである」 というのが学級経営案を必要とする理由である。
*1:もちろん、「HP講座」フォルダの中にある"subject07.html"を直接ダブルクリックしても、"Internet Explorer"で表示されます。ここでは"Oedit"の機能の1つを紹介したまでです。