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【山田庵】 /  TOSSランド建設 / ホームページ作り方教室

ホームページ作り方教室 〜必要最小限の学習で、法則化論文形式のページをTOSSランドに登録しよう〜

TOSSオホーツク山田正和
作成日:2002年9月24日(火)
更新日:2002年12月26日(木)

解答7:念のため段落を記号でくくりなさい

 正解は以下の通りです。
(多少の改行位置の変化等は許容の範囲)

<p> 学級経営案を書く前提は何か?</p>
<p> それは、教室における教育には個別的側面があるからである。</p>
<p> 私は六年生を担任しており、六年生は三学級ある。この三学級が
同一の教育をしているのであれば、学級経営案は必要ない。三学級
に共通するものを一つだけ作れば良い。</p>
<p> しかし、そんなことができるはずがない(やっている所があるら
しいが、私の理解の外である)。なぜできないのか。それは、それ
ぞれの学級で教育を成立させている条件の中に、ちがうものがある
からである。</p>
<p>「学校教育の目標」のちがいではない。これは全国共通のはずであ
る。「学校の教育目標」のちがいでもない。「学校の教育目標」は、
「学校教育の目標」の強調点である。そんなに大きなちがいはない。</p>
<p> 教育を成立させている条件の中で、大きくちがうのは何か?</p>
<p> それは、「一人ひとりの子どもの実態」と「教師の願いと技量」
である。これがちがうから、各教室での教育の姿は、多様な相を見
せることになる。同じ教師が、ちがう子どもを受けもてばやっぱり
ちがってくるのである。</p>
<p> 出発点が異なるのであるから、たとえ目標は同じでも、方略は当
然異なってくる。学級経営案を必要とする所以である。「各教室で
の教育目標は異なる相をもつ。それは異なる条件があるからである」
というのが学級経営案を必要とする理由である。</p>

 間違えやすいのは第5段落でしょうか。
 出版社にもよりますが、本などの印刷物で、かぎかっこで始まる段落の行頭が1マス空いていないことが時々あります。
 そこで今回は、わざとそれを真似て問題を出してみました。
 意地悪な問題ではありますが、8組(16個)というヒントがあったので、すぐに気がついたことでしょう。

 <p>と</p>は、ホームページ作成で、もっとも多用される記号です。
 特に「法則化論文形式のページ」のような、文章主体のホームページのソースでは、90%以上がこの記号ということも有りえます。
 文章は段落( Paragraph )によって構成されるからです。

 多用される記号ですから、全てキーボードで入力すると非常に面倒です。タイプミスしてしまうこともあります。
 コピー&ペーストを使うと手間が大幅に減りますが、それでも文章量が増えてくると大変です。

 そこで登場してくるのが"EBTag"です。
 "EBTag"は、行頭で1マス空いているところや、行の途中で改行しているところなどを見つけ出し、自動的に記号を書き足してくれます。
 機械ですから稀に誤動作(段落判別の間違い)が起きてしまいますが、大変便利なソフトです。

 "EBTag"の誤動作を防ぐには、段落がハッキリ分かるように文章を書くことです。
 段落の最初に必ず1マス空ける(全角空白を入れる)のです。
 小学校で子どもに教えるような内容ですから、皆さん楽勝ですよね。