正解は以下の通りです。
(多少の改行位置の変化等は許容の範囲)
<p> 学級経営案を書く前提は何か?</p> <p> それは、教室における教育には個別的側面があるからである。</p> <p> 私は六年生を担任しており、六年生は三学級ある。この三学級が 同一の教育をしているのであれば、学級経営案は必要ない。三学級 に共通するものを一つだけ作れば良い。</p> <p> しかし、そんなことができるはずがない(やっている所があるら しいが、私の理解の外である)。なぜできないのか。それは、それ ぞれの学級で教育を成立させている条件の中に、ちがうものがある からである。</p> <p>「学校教育の目標」のちがいではない。これは全国共通のはずであ る。「学校の教育目標」のちがいでもない。「学校の教育目標」は、 「学校教育の目標」の強調点である。そんなに大きなちがいはない。</p> <p> 教育を成立させている条件の中で、大きくちがうのは何か?</p> <p> それは、「一人ひとりの子どもの実態」と「教師の願いと技量」 である。これがちがうから、各教室での教育の姿は、多様な相を見 せることになる。同じ教師が、ちがう子どもを受けもてばやっぱり ちがってくるのである。</p> <p> 出発点が異なるのであるから、たとえ目標は同じでも、方略は当 然異なってくる。学級経営案を必要とする所以である。「各教室で の教育目標は異なる相をもつ。それは異なる条件があるからである」 というのが学級経営案を必要とする理由である。</p>
間違えやすいのは第5段落でしょうか。
出版社にもよりますが、本などの印刷物で、かぎかっこで始まる段落の行頭が1マス空いていないことが時々あります。
そこで今回は、わざとそれを真似て問題を出してみました。
意地悪な問題ではありますが、8組(16個)というヒントがあったので、すぐに気がついたことでしょう。
<p>と</p>は、ホームページ作成で、もっとも多用される記号です。
特に「法則化論文形式のページ」のような、文章主体のホームページのソースでは、90%以上がこの記号ということも有りえます。
文章は段落( Paragraph )によって構成されるからです。
多用される記号ですから、全てキーボードで入力すると非常に面倒です。タイプミスしてしまうこともあります。
コピー&ペーストを使うと手間が大幅に減りますが、それでも文章量が増えてくると大変です。
そこで登場してくるのが"EBTag"です。
"EBTag"は、行頭で1マス空いているところや、行の途中で改行しているところなどを見つけ出し、自動的に記号を書き足してくれます。
機械ですから稀に誤動作(段落判別の間違い)が起きてしまいますが、大変便利なソフトです。
"EBTag"の誤動作を防ぐには、段落がハッキリ分かるように文章を書くことです。
段落の最初に必ず1マス空ける(全角空白を入れる)のです。
小学校で子どもに教えるような内容ですから、皆さん楽勝ですよね。