この「ホームページ作り方教室」サイトは、「ホームページ作成講座 in ML」の内容をホームページ化したものです。
ですが、ML内で行った原実践と、ホームページ上の講座では、幾つか違いが出てきます。
ML内で講座を行った際は、1日ごとに課題提出の締め切りがありました。
次の課題が出るまでに、課題を解いてML上に流さなければならなかったのです。
1日分の課題は適量でしたから、何も予定のない日は問題ありませんでした。
ところが、学校行事・地域の行事・TOSSのイベントなどが重なったりすると、課題を提出できなくなってしまう方も多かったのです。
これに対して、ホームページ上で行う講座には、課題提出の締め切りがありません。
ですから、忙しい時期は一時「休学」して、課題を続けることが可能です。
逆に、時間の余裕がある人は、数日分の課題を一挙に進めることが可能です。
締め切りが無いので、自分のペースで受講できる。
これがホームページ上で行う講座のメリットです。
ML内での講座では、各受講者の提出した解答を、講師(山田)が1人ずつ個別評定していました。
「合格! 天才!」「正解! 超優秀!」「1等賞! 速い子は賢い!」など、激励しながらコメントしていたのです。
ですがホームページ上で行う講座では、個別評定を行うことができません。
各自が独習するしか方法がないのです。
これは喩えて言うなら、「ノート点検を1度もしない、向山型算数」のようなものです。
個別評定が無いので、誤解やケアレスミスが生じる可能性がある。
これがホームページ上で行う講座のデメリットです。
ML内で講座は、募集時期を逃すと受講するのが不可能でした。
個別評定の都合上、全受講生のスタートラインを揃える必要があったからです。
散発的な参加を認めると、講師の負担が膨大になってしまうのです。
その点、ホームページ上の講座では、自由に受講を開始することができます。
ML内での講座では、同期の仲間がお互いの励みになりました。
「全国各地に、同じ課題に挑戦している仲間がいる」と思うだけで、気力が沸いてくるものです。
「いつも○○さんだから、今度は自分が1等賞をとってやろう!」と思って、発奮する方もいました。
ある受講者の質問に、他の受講者が答えたりする場面もしばしば見られました。
ですがホームページ上の講座では、どうしても孤独な闘いとなってしまいます。