ありえない出来事をあたえて、発想豊かに文を作る授業である。
1年も2学期になると、文を書くことに慣れてくる。しかし作文として単に毎日の出来事を書かせていると子どもも教師も、マンネリ化してくる。そこでこんな文作りをしてみた。
「今から問題を言います。自分の考えで答えを、その紙に書きましょう」
問1.地球が二つにわれたら、どうしますか。
「おもしろい問題ですから、よーく考えて書いてね」
少々、もったいぶって言ってみると、子どもたちは、何がはじまるのかと、こちらを見た。そこで、問1を言うのである。
この文章は「教育技術の法則化シリーズ」からとりました。典型的な法則化論文の1つです。(講師・山田)