正解は以下の通りです。
<p>詳しくは、向山洋一著『算数が大好きになる本』を読んでください。</p> <p><a href="subject05.html">→向山洋一著『算数が大好きになる本』</a></p>
一見難しそうに感じるリンクですが、仕組みは意外に簡単です。
「忘れたな」と思ったら、いつでも【課題12・13】を読み返してください。
様々なホームページを見ていると、「○○についてはここをクリック」 のような文章を見かけます。「ここ」がリンク語句になっているものです。
ですが、この「ここをクリック」は、使うべきではありません。
何故なら、視覚障害者にとってはナンセンスな表現だからです。
「『ここ』ってどこ? 見えないよ!」ということになってしまうのです。
現在発展中の技術に「読み上げブラウザ」というものがあります。
簡単に言えば、ホームページの文章を声で読み上げてくれる"Internet
Explorer"だと考えてください。
インターネットの活用が当たり前になりつつある現代社会。
視覚障害者の方でも、インターネットを活用できるようにと開発され
続けているのです。要するに「バリアフリー」ですね。
例えば、「ホームページビルダー」を販売しているIBM社では、
「ホームページリーダー」という「読み上げブラウザ」を開発しています。
例えば今回の課題が以下のようになっていると、「読み上げブラウザ」 で読みあげた時にナンセンスな表現になってしまいます。
<p>詳しくは、向山洋一著『算数が大好きになる本』を読んでください。</p> <p>今すぐ<a href="subject05.html">ここ</a>をクリック!</p>
もっとも「読み上げブラウザ」は、まだまだ発展途上の技術です。
私は現物を試したことがないのですが、聞くところにによれば、まだ
まだ改善課題があるそうです。
例えば「12月7日」と記述してあると「いちにつきしちにち」など
と読みあげてしまったりするそうです。
(「十二月七日」は「じゅうにがつなのか」らしいのですが)
いずれにせよ「ここをクリック」は止めた方が無難です。
単独で意味の通じる語句をリンクにするよう心がけてください。
例えば、課題のように、リンク先ページ名の題名をそのままリンク語
句に使うのも方法の1つでしょう。