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梅田悦子1

新学期準備これだけは。〜知的特別支援学級編〜


新学期準備で最低限必要なポイントを紹介します。

 (1)障がい児教育に関わる書籍や雑誌を読む。

  書籍や雑誌を読むことで、いろいろなタイプの困り感を持った子どもに
  対応できる幅が広がります。

雑誌

「月刊 実践障害児教育(学習研究社)
 発達障害のある子の困り感に寄り添う支援の方法が載っています。
 また保護者への支援の事例も紹介されています。

書籍

(1)段階式発達に遅れがある子どもの国語1ひらがな・単語編(学習研究社)
(2)段階式発達に遅れがある子どもの国語2カタカナ・漢字・ひらがな編(学習研究社)
(3)学習レディネス指導シリーズ 全3巻(コレール社) 
   1 読みを育てる
   2 書きを育てる
   3 数を育てる 
(4)ココロとカラダほぐしあそび―発達の気になる子といっしょに―(二宮信一 著:学習研究社)


 (2)問題行動を起こした時どのように対応するのか、交流学級の担任と確認する。

交流学級の担任と指導がずれないようにするために確認をします。
確認する内容は、次の3つです。
(1)その子が持つ困り感の内容。
(2)周囲の友達とトラブルになったときの対処法。
(3)どんなときにほめるのか。
なお、交流学級の担任とは年度始めだけでなく日常的に情報交換をしておくとよいでしょう。


 (3)「何がどこまでできるのか」を確認する。

(1)鉛筆を正しく持つことができるのか。
(2)教師が○・△・□と書いたらそれを見て真似して書けるのか。
(3)言葉の意味を理解し、行動することができるのか・・・など。
「何がどこまでできるのか」を前担任から聞きます。
その時に「個別の教育支援計画」をもとに引継ぎを行います。
  
聞くことは学習面だけでなく、「上着を決められた場所にかけることができるのか。」など
生活面にかかわることも聞きます。
実際にできるかどうか確かめてみることも大切です。


作成日2007年8月16日
更新日2007年8月16日
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