どんな色か尋ねてみよう！ What color is it? It’s 〜.
透明な水が色水に変わるという状況設定で、子どもたちを授業に引きつけます。１年生でもできる楽しい授業です。
2010年TOSS北海道合宿でＤ表ライセンスを受検しました。
2009年TOSS英会話フレッシュセミナー、中澤由里子氏の授業の修正追試です。
原実践は四方智子氏です。
1.対象
1年生
2.本授業のねらい
身近な色について尋ねたり、答えたりする。友だちと会話を楽しむことができる。
3.本時のダイアローグ
What color is it？ It’s〜. の２文ダイアローグ
4.本時の単語
red, blue, yellow, green
5.準備物
フラッシュカード、ペットボトル、水、絵の具、色のカード
6.状況設定の工夫
(1)透明な水を入れたペットボトルを見せる。「What color is it?」と言い、ペットボトルを振ると色水に変わる。色水に変わるところで子どもを引きけることができる。
(2)色水に変わるように仕掛けをしておいた。ペットボトルのふたの内側にポスターカラーをつけて少し乾かしておいた。サクラクレパス社のもの（チューブ）がおすすめである。絵の具が乾燥しすぎると溶けるまでに時間がかかるので注意。
7.授業展開
＜T:教師 C:児童＞
（１）フラッシュカードを使って、単語練習をする。
�ゞ技佞紡海い�2回→教師に続いて1回→子どもだけで１回、練習する。
��red, blue, yellow, greenの順番で行う。
（２）状況設定＆答え方の練習
�．撻奪肇椒肇襪凌紊脳�況設定
T:What color is it？ （ペットボトルを見せて）
T:It’s red. （ペットボトルを振って）
T:Repeat.It’s red.（×２）
C:It’s red.
他に２色も同様に行う。
赤、青、黄の3色を用意した。
黄は振ると緑になるように仕掛けた。
�▲侫薀奪轡絅�ードで練習（全色）
T:It’s red.（×１）
C:It’s red.
��フラッシュカードで教師が尋ね、子どもが答える。（全色）
T:What color is it？（×１）
C:It’s 〜
�だ茲曚匹離撻奪肇椒肇襪覆匹鰺�用し、3名に尋ねる。
T:One by one.
T:What color is it？
C:It’s 〜.
（３）尋ね方の練習
�ゞ技佞慮紊砲弔い独�話する。
T:Repeat.
T:What（×２）
C:What
T:What color（×２）
C:What color
T:What color is it？（×３）
C:What color is it？
声の大きさを変えて練習する。
�∋劼匹發�尋ね、教師が答える。（カードで全色）
T:Everyone ask me. “What color is it？” one,two.
C:What color is it？
T:It’s 〜.
��グループ対グループで練習する。
T:This group A raise your hand. “What color is it？”
This groupB, raise your hand. “It’s〜.” Group A one two/
A: What color is it？
B:It’s〜.×３
T:Very good! Switch roll. Group B One two.
B: What color is it？
A: It’s〜.×３
T:Very,very good!
5枚のカードのうち一度に行うのは３枚程度にする。
交代後も、３枚程度行う。
（４）アクティビティ
�．▲�ティビティの説明
T:Do you have a card?
T:Please one volunteer.
�▲妊皀鵐好肇譟璽轡腑�
T:Demonstration 1
T:Hello!
C:Hello!
T:What color is it?（自分のカードを相手に見せながら）
C:It’s yellow. What color is it?
T:It’s yellow .
お互い同じ色の時
T&C1:Yay！(ハイタッチ)
T:Demonstration 2
T:Hello!
C:Hello!
T:What color is it?
C:It’s red. What color is it?
T:It’s yellow
お互いの色が違う時
T:Good-bye!C1:Good-bye!
子どもに4色のカードうちの1色を配っておく。
��カードを持って尋ね合う。
T:Talk 3 people.
T:Everyone stand up. Ready go!
話しかけられない子がいたら、教師が話かける。
T:Finish! Go back your seat.
T:That’s all for today! Thank you very much!
8．講師の先生の講評
(1)状況設定でペットボトルを見せる際、「What color is it?」と尋ねた後に子どもに予想させた方がよかった。
(2)会場の椅子の上に上がって授業をしたのはよかった。
(3)ライセンスでは、会場の物や空間を使って授業するのがよい。
9.参考文献・指導案
（１）中澤由里子氏「どんな色か尋ねてみよう」授業指導案
（２）荻野珠美氏「A:What color is this?/B:It's〜」授業指導案
（３）ＴＯＳＳ英会話の授業づくり2003年5号廣野 毅氏論文
（４）珠玉のダイアローグ66・77アクティビティ集 渡邉憲昭 野網佐恵美 著