トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ ログイン

石川雅昭1

実物を持っていくと喜ばれる家庭訪問

                                       

家庭訪問には、子どもの作文や絵画を持っていくと良い。保護者や児童に喜ばれ、教師も笑顔で過ごすことができる。

 1.作文を持っていく

家庭訪問の直前になると、いつも私は子どもに「○年生で頑張っていること」という作文を書かせている。
例えば、以前担任していた作文が苦手な子は、

  1. 漢字スキルの漢字を頑張っている。
  2. 算数の分数を頑張っている。
  3. 図工で絵の色塗りを頑張っている。

など、7つを個条書きで書いた。
それら1つ1つについて、具体的に説明できるよう準備してから家庭訪問に向かった。
お母さんは、作文に目を通したり、私の話しに耳を傾けながら、
「そんなことがあったんですか。うちの子は頑張っているんですね。」
などと大変喜んでくださった。

 2.絵画を持っていく

勤務校では、毎年家庭訪問の時期に「歯磨きポスター」に取り組んでいる。
とっても頑張ってポスターを描いた子がいると、私は必ずその実物を持って家庭訪問に向かう。
実際に作品を見せて、

 「構図がとっても良くできていると思います。」
 「色塗りもとってもよく頑張っていました。色づかいがとっても良いです。」
 「ほかの学年の子に見せて誉められたんですよ。」

などの話をするのである。
実物を見ながらなので、お母さんも時にはうなずき、
「こういうところが上手に描けていますね。」
などと大変喜んでくださった。

 3.備考

サークル仲間の染谷幸二氏から、「家庭訪問には生徒が書いた作文を持参すると良い」という話をお聞きしたことがあった。
上の実践は、その時の話をもとにして行ったものである。

(制作者:石川雅昭(TOSSオホーツク)作成日:2007年8月19日/最終更新日:2007年8月19日)
TOSSオホーツク推薦