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石居年光1

(C)TOSSランド>小学校>国語科>6年生>詩
TOSSウトナイ/TOSSとびら・石居年光 toppo_ishii@ybb.ne.jp
 作成日2007年8月8日
 更新日2007年9月9日

ふしぎ(金子みすゞ)東田昌樹氏実践の修正追試

東田昌樹氏の実践(向山型国語熊本塾第4号)の修正追試である。


指示1
先生のあとについて読みなさい。(追い読みをする。)

読んだあとに、原実践では説明をしていないが、子どもの理解を深める為に、簡単に「かいこ」と「夕顔」の説明をした。

発問1
この詩は何連から出来ていますか。
指名する。「4連」
発問2
ふしぎ」という言葉を赤えんぴつで囲みなさい。
指名する。「五つ」
発問3
一連のふしぎは、何のふしぎですか。鉛筆で囲みなさい。漢字一文字です。
指名する。「雨のふしぎ。」
発問4
二連は何のふしぎですか。ひらがな三文字です。
指名する。「かいこのふしぎ。」
発問5
三連は何のふしぎですか。漢字二文字です。
指名する「夕顔のふしぎ」
発問6
一連から三連までのふしぎをまとめると、何の不思議になりますか。書けたらもってきなさい。
原実践では黒板に書かせていないが、子どもの反応が悪かったので、書けた子から、黒板に書かせた。
子どもからは、次のような意見が出た。

  • 私のまわりの不思議。
  • 金子みすゞの不思議。
  • 自然の不思議
  • 自然のことを当たり前ということ
  • 自分のまわりの不思議。

子どもから出た意見の中から、「自然の不思議。」でまとめる。

発問7
四連のふしぎは、なんのふしぎになりますか。書けたら持ってきなさい。
これも原実践にはないが、反応が悪かったので書けた子から、黒板に書かせた。
子どもから次のような意見がでた。

  • 人の不思議。
  • 人間の不思議。
  • あたりまえの不思議。
  • まわりの人が笑っている不思議。
  • まわりの人が気にしていないという不思議。
発問8
この詩で大切な言葉は、「自然」、「人間」、そして「ふしぎ」です。この三つの言葉を使って、この詩を20文字以内でまとめます。書けたら持ってきなさい。書けた子から、黒板に書かせた。

答えは、「自然のふしぎがわからない人間のふしぎ」である。黒板に書かせて10点満点で評定する。3つのキーワードが書いてあれば9点にする。最後がふしぎになっていたら10点とした。
子どものから次のような意見がでた。

  • 人間も自然も全てが不思議。
  • 自然も人間も生きている不思議。
  • 自然も人間もたくさんある不思議。
  • 自然も人間もぜんぶ不思議。
  • 人間は自然の不思議が当たり前。
  • 自然と人間のお互いのふれ合いの不思議。
  • 自然と人間は不思議。
  • 自然も人も全部が不思議。
  • 自然にも人間にもたくさんある不思議。
  • 私は自然と人間が不思議、他の人間は普通の自然。