TOSSランド>TOSSコミュニティ>その他
【山田庵】TOSSランド建設Flash 使い方教室2/ 課題18

Flash 使い方教室2〜初級スクリプト編〜

作成者:TOSSオホーツク山田正和
作成日:2005年1月14日(金)
最終更新日:2005年1月15日(土)
©Two-Way All rights reserved
TOSSランドは世界一の教育情報ポータルサイトです。
TOSSランドの正式名称はインターネットランド(登録商標4468327号)と言います。

課題18:パスワードで秘密のページに飛びなさい。→if (X == "TOSS")

●ステップ1:暗証番号で秘密のページに飛びなさい。

  1. "if(もしも〜なら)"のスクリプトについて、もう一歩学習します。(趣意説明)
    前回までに取り組んだ評定とは違うタイプの作品を作ってみます。
  2. 練習用ファイルをダウンロードしなさい。

    →練習用ファイル(kadai18.fla)

  3. ダウンロードしたファイルをダブルクリック。
    "Flash"が起動し、ファイルを開きます。
  4. 今回の練習ファイルは「秘密の扉」のサンプルです。
    合言葉(パスワード)を使わないと、先のページ(秘密のページ)に進めない作品です。
  5. まずは暗証番号で「秘密の扉」が開くようにしましょう。(趣意説明)
  6. 「タイムライン」で、「テキスト」レイヤーのロックを解除しなさい。
  7. 「タイムライン」の、「テキスト」レイヤーの、1フレーム目をクリック。
  8. キーボードの「ESC」を指で押しなさい。
    文字を囲んでいた「水色の長方形」が全て消えます。
  9. ステージの中央にある、白い長方形をクリック。
  10. 「プロパティ」パネルを開きなさい。
    パネルの左端を確認すると、この白い長方形が「テキスト入力」であることが分かります。

  11. 「プロパティ」パネルの「変数」の欄に"X"と入力しなさい。

  12. 「タイムライン」で、「テキスト」レイヤーをロックしなさい。
    また「タイムライン」で、「ボタン」レイヤーのロックを解除しなさい。

  13. 「タイムライン」の、「ボタン」レイヤーの1フレーム目をクリック。
    「チェックボタン」が「水色の長方形」で囲まれます。
  14. 「アクション」パネルを開きなさい。
  15. 「アクション」パネルに"on (release){}"と書きなさい。
    覚えていますか? 「ESC」→「O」→「N」ですよ。

  16. キーボードの「矢印」キーを何度か指で押して、「黒の縦線」を1行目の行末に動かしなさい。

  17. 「ESC」→「I」→「F」で、"if(X==100){}"と書きなさい。

  18. キーボードの「矢印」キーを何度か指で押して、「黒の縦線」を1行目の行末に動かしなさい。

  19. 「ESC」→「N」→「F」で、"nextFrame();"と書きなさい。

  20. シマシマ(縞々)のマークをクリックしなさい。
    書き込んだスクリプトが自動整形(フォーマット)されて、見やすくなります。

  21. 今書き込んだスクリプトの意味を、体験してもらいます。(趣意説明)
    まず「Ctrl」+「Enter」で「ムービー・プレビュー」しなさい。
  22. "100"と入力してから、「チェックボタン」をクリックしなさい。
    秘密のページに移動することができればOKです。

    →動作確認用白玉ファイル(18a.swf)

  23. 試してみれば分かりますが、"100"以外の数を入力した場合は秘密のページに行けません。
  24. 今書いたスクリプトの意味が分かりますか?
    3つとも既に習っているスクリプトですから、すぐに分かると思います。
    on (release) {	//ボタンをクリックした時、
     if (X == 100) {	//もしもXが100だったなら、
      nextFrame();	//次のページに行きなさい。
     }
    }
    
  25. 「ムービークリップ」を終了しなさい。
  26. 時間と気力に余裕のある人は、"100"以外の暗証番号をスクリプトに書いて試してごらんなさい。
    if(X==1234)とか、if(X==5963)とかを試してみるのです。

●ステップ2:パスワードで秘密のページに飛びなさい。

  1. 今度は数(暗証番号)ではなく、言葉(パスワード)で「秘密の扉」が開くようにしましょう。(趣意説明)
  2. 練習ですからパスワードは"TOSS"にしましょう。
    受講者の誰もが覚えていて、絶対に誤字(誤入力)が無い言葉だからです。
  3. まず「アクション」パネルを次のように書き直しなさい。
    on (release) {
     if (X == TOSS) {
      nextFrame();
     }
    }
    
  4. 「Ctrl」+「Enter」で「ムービー・プレビュー」してご覧なさい。
  5. 残念ながら"TOSS"と入力しても、「秘密のページ」に行くことができません。
  6. 「ムービークリップ」を終了しなさい。
  7. 今度は「アクション」パネルを次のように書き直しなさい。
    半角英数の「ダブルクォーテーション(")」で囲むのです。
    on (release) {
     if (X == "TOSS") {
      nextFrame();
     }
    }
    
  8. 「Ctrl」+「Enter」で「ムービー・プレビュー」してご覧なさい。
  9. 今度は"TOSS"のパスワードを入力すれば、「秘密のページ」に行くことができます。

    →動作確認用白玉ファイル(18b.swf)

  10. 「ムービークリップ」を終了しなさい。
  11. 課題15で「変数(数を入れる箱)」に、文字を入れる学習をしたことを覚えていますか?
    あの時も文字を「ダブルクォーテーション(")」で囲ました。
    (誤)エックスという箱(変数)に"TOSS"という文字を入れなさい
    X=TOSS;
    (正)エックスという箱(変数)に"TOSS"という文字を入れなさい
    X="TOSS";
  12. "if(もしも〜なら)"のスクリプトも、これと同じです。
    「条件式」で文字をチェックさせたい時は、「ダブルクォーテーション(")」を使うのです。
    (誤)もしもエックスという箱に"TOSS"という文字が入っていたなら〜
    if ( X==TOSS )
    (正)もしもエックスという箱に"TOSS"という文字が入っていたなら〜
    if ( X=="TOSS" )
  13. せっかくですから、もう少し練習しておきましょう。
    自分で違うパスワードを設定してから、「ムービープレビュー」を試してご覧なさい。
    on (release) {
     if (X == "yamadarn") {
      nextFrame();
     }
    }
    
  14. ちなみに全角文字のパスワードを設定してもOKです。
    on (release) {
     if (X == "開けゴマ") {
      nextFrame();
     }
    }
    
    on (release) {
     if (X == "春眠不覚暁処処聞啼鳥") {
      nextFrame();
     }
    }
    

●ステップ3:複数のパスワードで秘密のページに飛びなさい。

●ステップ4:セキュリティについて読みなさい。