Flash 使い方教室　～10代はもちろん50代もＯＫ　スモールステップで学ぶ基礎基本～

作成者：TOSSオホーツク・山田正和
作成日：2004年2月10日(火)
最終更新日：2004年6月5日(土)

FlashMX 2004について、よくある質問

●１：MX 2004って何？

"Flash MX 2004"は、"Flash"の最新バージョン（2004年6月時点）の製品名です。
2003年11月末に発売されました。
発売時期が年末であったため、翌年の"2004"を製品名に付けてあります。

"Flash MX 2004"は、本講座（Flash使い方教室サイト）の作成に使われた"Flash MX"の次期バージョンです。
"Flash"シリーズ全体としては、通算７作目にあたります。

Flash
Flash 2
Flash 3
Flash 4
Flash 5
Flash MX
Flash MX 2004

"MX2004"には、"MX"に比べて良くなったところや、便利になったところが多々あります。
面白そうな新機能も幾つかあります。

ですが、逆に使いにくくなっている部分もあります。

●２：MX2004に買い換えるべきか？

現時点（2004年2月）での、講師の結論は次の通りです。

今MXを使っている人が、慌ててMX2004に乗り換える必要はない。
しかしFlashを教える立場の人は、今後に備えて教材研究し、MXとMX2004の違いを理解しておいた方が良い。
（これから新規にFlashを学ぶ人が触れるのはMX2004だから）
購入する場合、「無印」で十分。（次項を参照）

●３：「無印」と「プロフェッショナル版」って何？

"Flash MX 2004"には２種類あります。
無印の"Flash MX 2004"と"Flash MX 2004 Professional"の２つです。

２つの主な違いはアクション・スクリプト周りの機能です。
プロフェッショナル版の方が、より専門的（プラグラマー的？）な事ができるようになっています。

Flash初心者のTOSS教師には、無印の"Flash MX 2004"で十分であると講師は考えます。

●４："MX"と"MX 2004"の違いは？

MXとMX2004の違いを大雑把に言えば、以下の通りになります。

●１：起動および動作が「重く（遅く）」なった。: Flash5が、FlashMXになった時も、遅くなったと感じたのですが、更に遅くなったように感じます。
特に新機能の１つ、タイムラインエフェクトが遅いです。
最高級機には劣るものの、TOSS教師一般に比べてかなり高速なはずの講師のPCでも、フリーズしたかと思うほど遅いです。
数年前に購入したノートパソコンでは、かなり苦しいはずです。
●２：描画機能、アニメーション機能などに大きな違いはない。: MX前提で書かれた「Flash使い方教室」のテキスト（課題）も、ほぼ問題なく利用可能。
ただし「矢印ツール」が「選択ツール」になるなど、一部の用語が改称されているので、若干の注意が必要。
●３：アクションパネルからノーマルモード（初心者モード）が消滅。: 現行の「Flash使い方教室」はノーマルモード準拠で４つの呪文（stop,play,goto,on）を教えている。
が、エキスパートモードが前提となると、後半２つの呪文について注意が必要。
(onは自動記述→onも手動記述。goto１つで複数の用法→gotoStop,nextFrame,prevFrameの３つの呪文に分化)
●４：新機能ビヘイビア（新・初心者向けスクリプト機能）: ノーマルモードよりも難易度が低いが（＝初心者向けだが）、自由度も低い。
機能が増えた面もあるが、不足している面も多い。
●５：新機能タイムラインエフェクト: シンボルをフェードインさせたり、爆発させたりするアニメーション機能。
モーショントゥイーンやシェイプトゥイーンの進化形（？）。
操作自体は簡単だが、処理速度が異常に遅い。
●６：ノーマル版とProfessional版の二本立て。: （前項参照）