以下、メールでのやり取りから再録します。
小野氏のメールより今、順調に、課題17まで進んだのですが、ここで、つまずいてしまいました。
ボタンで動き出すという操作がうまくいかないのです。アクションパネルの表示が、先生の「使い方教室」の表示とちがっていて、
アクションパネル、中央、左端「+」をクリックすると、
「アクション → ムービーコントロール → play」
とならず、
「グローバル関数 → タイムラインコントロール → play」
となるのです。この操作をおこなうと、アクションパネルの白い空白に
play(); しか表示されません。
play();を含む3行が書き込まれないのです。
だから、ボタンを押して動き出すということができません。表示設定が「エキスパートモード」になっているのではと思い、
パネル右端の「表示オプション」ボタンをクリックしてみても
「ノーマルモード」への変換はできるようにはなっていません。
実は"Flash MX 2004"には「ノーマルモード」がありません。
"Flash MX"から"Flash MX 2004"へとバージョンアップした際に、廃止されてしまったのです。
"Flash MX"から"Flash MX 2004"への変化は、基本的にマイナーチェンジです。細部の使い勝手が向上しているだけです。
発売時のマクロメディア社のPRも「(今回の変化は)進化ではなく、熟成である」と書かれていたぐらいです。
ところが、ActionScript関係だけは、事情が違います。
フルモデルチェンジとよべるほど、大幅に変更されているのです。
というわけですので、"Flash MX"前提で作成してある「Flash使い方教室」を、 "Flash MX 2004"で受講するには、ActionScript関係だけ注意が必要です。
一応「Flash使い方教室」に"Flash MX 2004"用の注釈ページを追加する構想はあるのですが、まだ手を付けていません。
とりあえず注意点1は、以下のように対策してください。
on(release){ }
on(release){ play(); }
「"on"って何?」「"release"って何?」と、頭がパニックになるかもしれませんが、この2つについては、課題20のステップ5で説明しています。
「ノーマルモード」の廃止にともなって、前後が逆になってしまいましたが、先に目を通しておいても良いかもしれません。