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【山田庵】TOSSランド建設Flash 使い方教室ML/ FlashMX 2004で、本講座を受講するには?

Flash 使い方教室 〜10代はもちろん50代もOK スモールステップで学ぶ基礎基本〜

作成者:TOSSオホーツク山田正和
作成日:2004年3月15日(月)
最終更新日:2004年6月5日(土)

FlashMX 2004で、本講座を受講するには?

●1:スクリプト関係に「だけ」注意が必要です。

以下、メールでのやり取りから再録します。

小野氏のメールより

今、順調に、課題17まで進んだのですが、ここで、つまずいてしまいました。
ボタンで動き出すという操作がうまくいかないのです。

アクションパネルの表示が、先生の「使い方教室」の表示とちがっていて、
アクションパネル、中央、左端「+」をクリックすると、
「アクション → ムービーコントロール → play」
とならず、
「グローバル関数 → タイムラインコントロール → play」
となるのです。

この操作をおこなうと、アクションパネルの白い空白に
play();  しか表示されません。
play();を含む3行が書き込まれないのです。
だから、ボタンを押して動き出すということができません。

表示設定が「エキスパートモード」になっているのではと思い、
パネル右端の「表示オプション」ボタンをクリックしてみても
「ノーマルモード」への変換はできるようにはなっていません。

実は"Flash MX 2004"には「ノーマルモード」がありません。
"Flash MX"から"Flash MX 2004"へとバージョンアップした際に、廃止されてしまったのです。

"Flash MX"から"Flash MX 2004"への変化は、基本的にマイナーチェンジです。細部の使い勝手が向上しているだけです。
発売時のマクロメディア社のPRも「(今回の変化は)進化ではなく、熟成である」と書かれていたぐらいです。

ところが、ActionScript関係だけは、事情が違います。
フルモデルチェンジとよべるほど、大幅に変更されているのです。

変更点1:「ノーマルモード」を廃止し、「エキスパートモード」のみとする。
「ノーマルモード」は、初心者向けスクリプト記述モード。
変更点2:初心者向けに「ビヘイビア」機能を新設。
「ノーマルモード」より操作は簡単だが、機能はやや劣る。
変更点3:「エキスパートモード」を、より経験者向けにパワーアップ。
他のプログラミング言語との互換性を高めることで、Flash以外のプログラマーをFlashに引き込もうとする、マクロメディア社の戦略?

というわけですので、"Flash MX"前提で作成してある「Flash使い方教室」を、 "Flash MX 2004"で受講するには、ActionScript関係だけ注意が必要です。

注意点1:
「エキスパートモード」なので、ボタンに"play"などのスクリプトを書き込んだ時、自動的に3行にならない。
注意点2:
一部の用語が、名称変更されている。
例)ムービーコントロール→タイムラインコントロール
注意点3:
「+」を押した後に出てくるスクリプトの並びが違う。
(スクリプトのカテゴリー分類が変更されている)
注意点4:
「エキスパートモード」なので、3種類の"goto"を自動で使い分けてくれない。
→gotoAndStop(); nextFrame(); prevFrame();を手動で使い分ける必要がある。
→課題18〜19あたりで使用。

一応「Flash使い方教室」に"Flash MX 2004"用の注釈ページを追加する構想はあるのですが、まだ手を付けていません。

とりあえず注意点1は、以下のように対策してください。

●対策:手動で3行を全部書く。
(1)「+」→「グローバル関数」→「ムービークリップコントロール」→「on」とクリック。
(2)ゾロッと飛び出すメニューの中から"release"を選ぶ(クリック)。
(3)ここまで出来ると、画面には以下のように表示される。
on(release){
}
(4)2行目の行頭("}"の前)をクリック。
(5)「+」→「グローバル関数」→「タイムラインコントロール」→「play」とクリック。
(6)画面に以下のように表示されればOK。
(「使い方教室」の画面写真とほぼ同じになっています)
on(release){
play();
}
(7)これでボタンが機能します。

「"on"って何?」「"release"って何?」と、頭がパニックになるかもしれませんが、この2つについては、課題20のステップ5で説明しています。

「ノーマルモード」の廃止にともなって、前後が逆になってしまいましたが、先に目を通しておいても良いかもしれません。