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!!!テープ図は「切る」か「つなぐ」かを判別させて描かせる②

　ＴＯＳＳ流氷　布村岳志 take-516@cameo.plala.or.jp
　作成日2010年8月31日
　更新日2012年1月28日

文章題を解く手掛かりとなる、テープ図を描かせる指導です。
学習指導要領にもある「説明する活動」とも関連させます。
（教科書は教育出版２年下６２ページ）

文章題のポイントについては、[[テープ図の指導①|布村岳志２]]を参照のこと。

!!１．授業展開
教師が問題を読む。

:発問:どんなお話ですか。

　　バスに乗っている、何人か乗ってきた、などと意見を出させる。
　　始めの状況をつかませることが大切である。

!①「はじめ」テープを描かせる

:指示:ノートに６マスぶんのテープを描きなさい。

　　指導の最初のうちは、こちらでテープの長さを指定するといい。
　　だんだん慣れてきて自力で描けるようになる。

!②「切る」か「つなぐ」か

:発問:始めにお客さんが１２人乗っていました。それでどうなったのですか。

　　（何人か乗ってきた）という返答がある。
　　つまり、始めよりも増えていることをつかませる。

:説明:始めより増えました。だから新しいテープをつなぎます。

　　こう言って、初めのテープの右に新しいテープを描き加えさせる。

!③　数を入れる

:指示:テープに数を書き入れなさい。

　　数を入れると、問題を解くヒントが浮かび上がってくる。
　　この問題の場合、始めの１２人と増えた後の２８人である。
　　全体から始めの数を引いた分が持ってきた数になることが見える。

!④　式を書かせる

:指示:式を書きなさい。

　　式を書くことができたら、残りは筆算と答え。
　　３点セット（式・筆算・答え）にテープ図の４点セットをチェックする。


!!２．「説明する活動」との関連
　上にある①～④の作業を通して、式を作らせる。
　なぜその式になったのかを説明させる際は、以下のような基本型を示す。

　　【基本型】
　　はじめに（１２人）いました。
　　（□人乗ってきた）ので、テープを（つなぎ）ます。
　　すると（２８人）になりました。
　　だから、しきは（２８－１２）になります。
　　答えは（１６人）です。

!その他
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　ただし、教室での使用に限ります。