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藤田明子1

道徳・みんなからみんなへの手紙 寺田充伯氏実践の追試

TOSS「流氷」藤田明子  メールactive-30@s8.dion.ne.jp

作成日:2007年9月 1日
更新日:2007年9月13日
 
クラス全員が、全員に、その子のよいところについて手紙を書きます。みんながお互いのよさを見つけ合うことで、クラスが温かい雰囲気になります。1時間の授業で手応えを実感できます。4年生で実践しました。

指示1 これから、みんなにみんなへの手紙を書いてもらいます。では、用紙を配ります。
   手紙を書く用紙は出席番号順に名前がかいてある表
指示2 一番上に四角の枠があります。そこに自分の名前を書きなさい。名簿の自分の名前の所に「自分の長所や頑張っていること」を書きなさい。
説明1 それでは用紙を全員に回します。
   回し方をを指示する。(寺田氏の実践を参考にした。)
   うまく回ったか確認する。
   私のクラスでは一度では理解できなかったので、2〜3度練習してから行った。
指示3 紙の一番上に名前が書いてある人へ手紙を書きます。内容は表の1番上に書いてある「こんないいことをしたね。」「こんないいことしてくれたね。」「いいなと思うところ」です。左側にみんなの名前が書いてあります。そこから自分の名前を探してそこに書きます。では、書きましょう。時間は一人一分です。
   時間経過を適宜伝える。
   これを全員分くり返す。
   書いている途中このような言葉かけをした。
「お勉強や当番、係活動などでがんばっていることなども書きましょう。」
   全員分が回ったら
指示4 自分のところに戻ってきましたね。それを読んで下の欄に感想を書きなさい。

実践後の様子と感想    

子どもたちは、とても嬉しそうに手紙を読んでいた。書いている時も、「回ってくるのが楽しみだね。」「どんなことが書かれているのかドキドキする。」と言っていた。
子どもたちの感想では、「自分の良いところがたくさんあるのはわかんなかった。みんなの言葉がとても嬉しかった。」「すごく気持ちがいい。みんながやさしくみえてくる。」とあった。
手紙を集める時に「先生、この手紙ほしい」という子もいた。日記に授業の感想を書いてきた子もおり、子どもたちの心を動かす実践だと実感した。
また、参観日の懇談の時に保護者に見せると、我が子が友だちからこんな風に思ってもらっているんだと喜んで読んでおり、保護者同士の会話も広がり盛り上がった。

   原実践は、細羽正巳氏「道徳・みんなからみんなへの手紙」(No.2210098)
   修正追試 寺田充伯氏「道徳・みんなからみんなへの手紙(細羽正巳氏追試)」(No.2210250)