ここは肢体不自由養護学校での実践を中心にまとめたページです。
「ボッチャの指導」
- ボッチャは肢体不自由の養護学校でポピュラーな競技です。
- 元々は1992年のパラリンピックに始まり、国際委員会もある競技です。
- 白いボール(ジャックボール)一個と、2色(青、赤)のボールを12個使って競技します。
- コートは6ボックスあり、1ボックスにつき2投出来ます。人数が多い場合は、1ボックスにつき2人入ることが出来ます。1回につき2〜12人までの参加が可能です。
- 説明 ボッチャで使う道具を見せます。
袋からボールを取り出し、上から落とす。
重さがあるので、遠くに転がっていくことがない。
子どもの興味・関心を引く。
- 指示 チームわけをします。
じゃんけんでチームわけをする。
- 指示 奥から奇数のボックスに最初のチームが入ります。
1,3,5のボックスに選手が入る。
- 指示 次のチーム入ります。
2,4,6のボックスに選手入る。
ボールの色を選ばせ、ジャックボールを投げるチームを決める。
:指示 ジャックボールを投げます。
ジャックボールを投げる。
- 指示 ジャックボールを投げた人が最初に投げます。
持っているボールを一つ投げる。
- 指示 隣のボックスの人が投げます。
隣のボックス(別な色のボール)人が投げる。
審判がどちらのボールがジャックボールから近いか判定する。
- 指示 ジャックボールから遠い色のボールのチームが続けて投げます。
ジャックボールとの距離が逆転すると、投げる順番も変わる。
距離が僅差の場合は、メジャーを使うとよい。
ラインから出てしまうとアウトになり、無効になる。
相手のボールをはじくことも出来る。
全員が投げ終わる。
- 説明 得点をカウントします。
メジャーを使い、ジャックボールから一番近いボールが得点になる。
(一方にしか得点は入らない。)
2試合の合計得点で勝敗を争う。
投げることが出来ない子どもでも、専用のスロープなど補助具を使って
参加することも出来る。
応用編はこちらです。
(作成日:2007.8.4/最終更新日:2007.8.20)