教師ランド/教科/理科・科学/水溶液の性質/酸性/小学校/6年
第5時「溶けたアルミホイルはどうなったのか?」
「水よう液の性質【酸性】」の第5時です。溶けたアルミホイルの性質がどうなったのか調べます。
1 必要な物
- うすめた塩酸
- アルミホイル
- 取り出したアルミホイルの粉
2 授業記録
冷やす、ろ過の演示実験を行い、取り出せるかどうかを確かめる。
- 説明1
- アルミホイルが溶けた塩酸をあたためると、粉が出てきました。
- 発問1
- この粉と、もとのアルミホイルは同じだと思いますか、違うと思いますか。
- 指示1
- 自分の考えと、その理由を書きなさい。
- 指示2
- 班の人と、考えを交流しなさい。
- 指示3
- 発表しなさい。
粉になっただけで、性質はそのままだ。
あたためて塩酸が蒸発しただけだから、性質は変わらない。
【違う】
とけた時点でアルミホイルは消えてなくなった。
塩酸の力をかりて、とかしているので、何か塩酸の影響がある。
- 説明2
- 粉ともとのアルミホイルが同じかどうかを調べます。粉を塩酸に入れてみましょう。
- 指示4
- その様子を観察します。観察しながら分かったこと、気づいたこと、思ったことを箇条書きしなさい。
- 指示5
- 班の人と書いたことを交流しなさい。いいなあと思う意見は書きくわえてもいいです。
- 指示6
- 発表しなさい。
- 粉がたまった。
- 少しずつだけどあわだでた。
- しずんだ。
- 少しにごった。
- とけていない。
- 試験管をさわるつめたい。
- 発問2
- 観察の結果から分かることは何ですか。
粉と、もとのアルミホイルは同じ性質ではない。
3参考文献
「理科 到達目標に達しない子への支援策 5・6年編」(明治図書)小林幸雄