トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ ログイン

橋爪里佳3

「あかねこ計算スキル」のその後の指導


授業終了時点で、何問かやり残した問題がある。それを子どもがすすんで家でやってくるようになるのは、教師の指導にかかっている。
教師が必ず取り上げ、褒め続けることが大切である。

次の算数の授業で、下記のように指導する。

「○○くん、家でやってきたの見せてごらん。ほら、みんな見て。えらいねえ」

やってきたページをクラスの子どもたちに見せる。
「おお、すごい」
「本当だ。やってきている」

  
翌日、子どもたちに次のように聞く。

「今日やってきた人は手をあげてごらん」

子どもたちに手を挙げさせる。
すると、何人かの子は手を挙げる。
その子たちを褒める。
「すごいなあ。先生びっくりしちゃった」

 
それでもやらない子はいる。
学期の最後、余った時間にやらせる。

「やり残しがある人はやりなさい。全部終わった人は本を読んでいていいですよ」

ちゃんとやっていた子が得をするように配慮する。
このように指導することで、次の学期からはやり残した問題をそのままにする子が減少する。






TOSS石狩教育サークル 橋爪里佳
    作成日:2007年8月19日
    更新日:2007年8月22日