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話す・聞くスキル「しりとり言葉」
TOSS海峡・丹羽かおり
このページは管理者(山田)がつくったサンプルです。
「ブログで作るサイト」と「wikiで作るサイト」の違いを見せるために作りました。
元サイト(gooブログ)はhttp://blog.goo.ne.jp/kaori_9063/e/3b626f4fb1d77f9b2aa27770feafc4d7です。
子どもたちが大変熱中した授業です。
佐藤文子氏「しりとり言葉」の追試です。
『教室熱中!!話す・聞くスキル−実践活用例−3』を参考にしました。
- 指示1
- しりとり言葉。後に続いて読みます。
一行ずつ追い読みさせる。
- 指示2
- 先生と交代読み。先生が先、みなさんが後。
次は子どもたちが先。教師が後で交代読みをする。
原実践では交代読みの前に上(「ぼたんに唐じし」)下(「竹にとら」)に分けて読んでいるが、このときはすっかり忘れていた。
- 指示3
- 全員起立。一度読んだら座ります。
原実践ではこの部分はないが、子どもたちの様子を見て「もっと子どもたちに読ませたほうがいい」「子どもたちに適度な緊張感を与えた方がいい」と判断したので急遽この指示をいれた。
座っても読むようにする。
全員が着席したところで次の指示。
- 指示4
- 一行目。「ぼたんに唐じし竹にとら」指で押さえます。(確認)最後の「とら」の部分を鉛筆で囲みます。(確認)二行目『とらを踏まいて和唐内』に一行目と同じ言葉があります。なんですか。
子どもたちから「とら」と答えが返ってくる。
- 指示5
- その「とら」を囲みます。(確認)
この時点でしりとりになっていることに気づく子が数名出てくる。
- 指示6
- 最後の行まで同じように鉛筆で囲みます。
作業が終わった子から隣同で確認させた。
さらに全員が終わったころに全体で囲んだ部分を確認。
勘違いをしている子がいたので、しりとり言葉を確認した。
原実践では「とら」だけを囲ませたが、私の実践では全部囲ませませた。
- 指示7
- 1と2、囲んだ言葉を重ねて読みます。
「ぼたんに唐じし竹にとらを踏まいて和唐内」のように一息で読む。
いきなりおこなったので当然出来ない子が多数。練習時間を1分間とった。
- 指示8
- 1と2、もう一度重ねて読みます。さんはい。
今度は出来る子が出てくる。
原実践では一度だけだが、学級の様子を見て再度行った方がいいと判断し行った。
- 指示9
- 5まで続けて重ねて読みます。(一度教師側で見本をみせた)さんはい
原実践では教師と一文交代読みだが、学級の様子を見てできそうだったので行った。
(以下、時間の都合上原実践と異なる授業をおこなった)
- 指示10
- 次は最後まで読みます。
子どもたちからは「え〜」という声があがったが、一生懸命読んでいた。
- 指示11
- 今から最後まで練習します。その後一人ひとりに読んでもらいます。
練習時間をとり、しばらくしてから次の指示。
子どもたちは夢中になって練習していた。
- 指示12
- みんなの前で挑戦したい人。
大勢の子が挙手。
こちらで指名し次々行った。(最後には全員が一人一回読むようにした。)
読みにつまずいたり、すぐに出てこなかったときはすぐに次の子を指名。
全部読めたときは自然と教室から拍手が沸き起こった。
45分ずっと取り組んだが飽きず、夢中になって取り組んでいた。
授業が終わっても、子どもたちが「先生、挑戦したいので聞いてください」と言って何度も挑戦してきた。
実践したのはGW前だったが6月後半になっている今でも「しりとり言葉」を休み時間などに楽しく声に出している。
すぐれた教材の力を見たときだった。
『教室熱中!! 話す・聞くスキル −実践活用例− 3』から「しりとり言葉」(佐藤文子氏の実践)を参考にさせていただいた。
この授業を行ったとき、学校行事のため急遽授業をしなくてはならなかった。そのため原実践は10分×3日かけて行っていたが、この実践は45分授業で行った。子どもたちは大変熱中して取り組んだ授業となった。